2021年3月23日火曜日

大サトー学会について

 大サトー学会 とは?

 2017年3月22日に亡くなられた小説家の佐藤大輔氏のファン活動をしている集まりです。2018年春から活動を開始しました。年に2回(春と秋)関東近県にて貸会議室等を借りて
佐藤さんの作品を楽しむ為のイベントを開催しています。

活動目的:
その一、佐藤大輔氏の作品を末永く、後世へと伝えること
その二、入手困難となっている過去作の復刊を出版社へ働きかけること

設立当初は上記の様な目的がありました。
その二については、早川書房様より「遥かなる星」が、中央公論新社様より
「地球連邦の興亡」「レッドサンブラッククロス」が復刊されましたので既に
大方の目的が達成されていると思います。
 

その一を実現する為にファンが集まって交流出来る場を提供する目的から、大サトー学会というイベントを開催しています。佐藤さんが主に活躍しておられた、仮想戦記作品をテーマとし作品内外についての各種考察を同好の士に対し発表し、語り合う。

イベントの内容としてはこれが中心となっています。
大人の学芸会、これをやや格好付けて、学会と呼称しています。
これは、お遊びです。真面目に遊ぼうじゃないかというわけです。

「同好の士」同士のお話で終わるのは勿体ないと思い、歴史研究家、ミリタリライタの方に講演を頂いて、佐藤さんの作品世界をより楽しんだり、知見を広める事ができないかという発想から各種講演企画及び開催しています。

大サトー学会 ゲスト講演者一覧:

航空史家 古峰文三さん、歴史ライター 大山格さん、軍事ライター 樋口隆晴さん、
歴史家 平山優さん、高エネルギー加速器研究機構所属 理学博士 多田将さん
早川書房 SFマガジン編集長 塩澤快浩さん
甲南大学 ナチズム研究者 田野大輔さん
仮想戦記・SF小説家 林譲治さん

大サトー学会運営とは:

 大サトー学会運営と言った場合、イベント運営に関与しているメンバーの事を示します。
設立時にはたったの2名でした。初回イベントまでには増加しまして大抵4名前後となっています。昨年からはZoomを使い毎週企画等の打合せを行っています。
首都圏班の他に、北海道と九州にも現地イベント開催の為のメンバーがいます。

Twitter上のハッシュタグで「#大サトー学会」を使う方もいらっしゃいますが、使用者が運営メンバーである訳ではありません。寧ろ、私たちは殆ど
「#大サトー学会」というタグを使いません。
「#大サトー学会」タグを使った発言が=大サトー学会の発言では無いのです。

運営に関与するメンバーだけが、大サトー学会運営メンバーということになります。

大サトー学会には会員が存在していません。それどころか会員制度もとっておりません。イベント毎に参加者を募り、参加費を徴収し、会場費やゲスト講演者の皆様への講演料に充当しています。それゆえに入会、退会(追放)という事柄が発生しません。

イベント収支としては、恥ずかしながら毎回赤字となっております。
しかし、営利活動ではありませんので同じ佐藤さん作品ファンが集える場を
提供してゆくことが達成できていれば、多少の赤字でも構わないというスタンスで運営をしております。

大サトー学会 連絡先:
代表者 高山 直久 埼玉県さいたま市大宮区 堀之内1-555 グランドシティN706




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