6月27日の日曜日、予てより告知を行って参りました冷戦イベント「冷戦どうでしょう」が無事開催されました。本イベントは普段の我々の活動とは別個のラインに属しています。
大サトー学会が行ういつもの佐藤大輔氏作品のイベントとは一切関係がありません。
会場予約時には8階のホールを予約しておりましたが、ちょうど運良くより広い7階ホールが開いている状態でした。運営会社様からのお申し出により料金はそのままで広い7階ホールにシフトすることができました。
当日の準備には気を使います。PCとプロジェクタの接続はNotePCベンダやOSの違いから手間取ることがあります。今回は更にZOOMによる配信を講演者のPCと切り替えを行うという初めてのケースでした。思いの外準備が早く終わった為に前倒しての入場開始となりました。
本来の予定では13時からの入場開始でした。
今回イベント参加申込み方式を変更しています。これまではTwitterから申込みが出来る「TwiPla」を使っていました。Twitterから気軽に参加することが出来る反面でリスト作成等に使用するデータの外部書き出しが出来ません。管理側としては使い勝手が悪い仕組みでした。
コロナ禍でのイベント企画ですので感染発生時の連絡先を控え連絡するという用途にも不向きです。この種の講演イベント募集で氏名や住所を入力するのは一般的ですので今後もこの方式になると思います。ドタキャン対策にもなるのかなと期待もしています。そうなんです、昨年からドタキャンが増えてます。Twitter連携で気楽に参加申込みが出来るのは良いですが、イベント主催側としてドタキャンは大変なダメージです。講演講師の皆様への講演料と会場費に直接跳ね返ります。
という諸事情はありましたが6月27日日曜日は重大なトラブルもなく予定していた3講演全てが無事に行われました。
今回の講演は 十月工廠氏の「ソ連崩壊を克服するロシア海軍」
多田 将先生による「ソヴィエト核兵器運用の実際」
という構成でした。十月工廠氏の講演40分、多田先生、ブンデス氏は休みを挟みつつ共に1時間というボリュームです。冷戦関連のお話はミリタリ雑誌でもあまり見かける事が少なくなっていることもあり参加者数の伸びについて危惧していました。お陰様で参加者は38名となりました。
残念ながらドタキャンが発生した事もあり、今回は赤字となってしまいました。
私たちは利益団体ではありませんが持ち出しが増えるとイベントは継続出来ません。
やはり財布を置いていってもらうべきでしょうか。
告知・集客には更なる工夫が必要になります。
質疑応答の時間を設けたいと思ってはおりましたが、昨年から私たちのイベントでは一切質疑応答を設けなくなっています。これは当然ですがコロナを警戒しての事です。割と熱くなりがちな質疑応答ですので発声の時間が増えることは避けたいと思っています。
時間的な余裕が無いことからメモを書いて頂くのもこれはこれで厄介です。
スタッフもギリギリで行っている為、そこまで手配することは叶いません。ワクチン接種が行き渡ってからのイベントまでお待ち下さい。
閉会後のアンケート結果を見る限り参加者の皆さんの満足度は高く、「冷戦どうでしょう」の定例化リクエストも頂いております。
各講演の評価も高く人選・テーマ設定も成功したと受け止めております。
今回、多田先生とブンデス氏には私どもからテーマを依頼して組んで頂いたイベント向けのオリジナル講演なのです。
冒頭でも記述しましたが「冷戦どうでしょう」は大サトー学会とは別イベントです。このため大サトー学会とは別のスケジュールで開催となります。
次回は来年1月くらいでは無いかと思います。扱いたいテーマはあるのですが講演講師の方が果たして確保出来るのかが問題となります。
参加者の皆さんが満足する内容、講演講師への支払いが出来る集客、それなりの収容能力のある会場、開催日と要素が絡み合いますので都合良く条件は揃いません。
それでも「面白かった」という反応が得られるのでしたら苦労した甲斐があったというものです。
ご来場ありがとうございました。また次回、よろしくおねがいします。
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